Zaif、フィスコ仮想通貨取引所に事業を譲渡して解散へ

0
4

テックビューロは、仮想通貨取引所「Zaif」で発生した仮想通貨流出事件に関して、金融支援の契約状況を発表しました。

同事件発覚後、顧客資産相当の財源確保等のために支援の要請を行い、50億円の金融支援の検討を開始する基本契約を締結していた同社は2018年10月10日、顧客預かり資産に関する金融支援の正式契約を締結。事業譲渡契約により、Zaifの事業はフィスコ仮想通貨取引所に譲渡され、承継されます。同社は事業譲渡の手続完了後、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で解散の手続を行う予定です。

フィスコ仮想通貨取引所と同社との正式契約には、同社と同社ユーザーとの利用契約が承継対象として含まれているため、同社とユーザーとの契約関係は、事業譲渡により同社からフィスコ仮想通貨取引所に承継されることとなります。

フィスコ仮想通貨取引所に、「ユーザーの同社に対する預託した仮想通貨の返還を求める権利」と「消失しなかった残存する仮想通貨」を承継するとのこと。フィスコ仮想通貨取引所は、顧客保護のために消失分に相当する仮想通貨等の資産の調達を既に終了しているため、正式契約による事業譲渡の実行と、既に準備されている仮想通貨等の資産によって顧客財産(仮想通貨の返還を求める権利)は保護されます。

ビットコイン、ビットコインキャッシュについては、流出事件により消失した数量に相当する仮想通貨の調達をフィスコ仮想通貨取引所が完了。入出金サービス再開日については、追って公表される予定です。仮想通貨の残高はすべて正常に出金をすることが可能となる見込みで、仮想通貨を入金し、取引することも可能となる見込みとしています。また、取引、簡単売買による購入・販売、積み立て等のサービスがこれまで通り継続して利用できます。

MONAコインは、Zaifでの取引を全面的に中止。補償は、仮想通貨の価値に相当する日本円での支払いになるとのこと。補償金額は、1MONAコイン当たり144.548円です。なお、消失せずに残った約6割のMONAコインはMONAコインそのものを返還、消失した約4割について日本円に換えて支払います。ユーザーが保有する約6割のMONAコインが出金可能となる時期、約4割の補償時期はフィスコ仮想通貨取引所による運営が開始された後となります。