匿名通貨「モネロ」(XMR)の特徴、購入方法、将来について

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モネロ(Monero、通貨単位:XMR)は匿名性に特化した仮想通貨であり、仮想通貨全体でも2018年2月現在、時価総額12位に位置する知名度もある通貨となっております。

ビットコインとは違うシステムなのですが、取引承認プロセスではビットコイン同様PoW(プルーフオブワーク)が採用されております。

モネロの特徴

モネロは匿名性が高いことが有名です。承認アルゴリズムはビットコインと同じPoW(プルーフオブワーク)なのですがリング署名やステルスアドレスという仕組みを使っている点が特徴的と言えます。リング署名を使うことで複数人まとめて署名を行うことから個人を特定することが難しくなります。

またワンタイムアドレスにより閲覧用と送金用の2つ作成し、送金を行った際に一度きり有効になる形にすることで、取引履歴を外部からトレースすることができない仕組みになっております。このようにして匿名性の高さを実現しています。

そしてマイニングの容易さです。

また匿名通貨をハッキングした場合にトレースすることができないため高い匿名性はリスクにもなりうるのですが、モネロの場合高いセキュリティを誇っているためビットコインをハッキングするよりも多大なコストがかかることから信頼されている通貨でもあります。

匿名通貨とは何か、その仕組みと代表的な通貨、懸念点を紹介

概要

名称 モネロ(Monero)
通貨コード(シンボル) XMR
発行開始  2014年4月18日
承認アルゴリズム  Proof of Work / Cryptonight
マイニング報酬
発行上限
現在の流通量  15,821,792 XMR
ブロック生成時間  約2分
公式サイト  https://getmonero.org/
取引履歴  https://moneroblocks.info/
ソースコード  https://github.com/monero-project

モネロの利用方法

匿名通貨であるがゆえにダークマーケットとのかかわりがあり、トレースされない決済通貨としての役割に期待が集まります。

また匿名性を保つことでブロックチェーンの問題点でもあるプライバシーの問題を解決する可能性のある通貨となる可能性があります。

モネロ(XMR)の買い方(購入方法)

参照元https://getmonero.org/

モネロは国内ですと現在取引停止中となっていますがコインチェック、その他は海外の取引所での取引になります。

海外の取引所ではHitbtc(ヒットヒットビーティ―シー)、Poloniex(ポロニエックス)、Bitfinex(ビットフィネクス)、Bithumb(ビットサム)が主要な取引所となっております。

国内の場合は

1.国内の取引所に登録
2.国内の取引所に日本円入金
3.モネロを購入

海外の場合は

1.国内の取引所に登録・海外の取引所に登録
2.国内取引所に日本円を入金して、送金用にBTC・ETH・BCH・XRPなどを購入
3.海外の取引所にコインで送金
4.海外の取引所でモネロを購入

となっています。

送金する通貨を買う取引所はセキュリティを重視するならbitFlyer、手数料の安さを重視するならZaifなどが良いでしょう。

 

国内の口座開設には身分証明できるものが必要です。また住所確認ではがきが届くものが多いため、それらが完了するまでは取引ができません。

海外の取引所では条件に応じて身分証明書(パスポートなど)が必要になる場合と、なくてもできる場合に分かれます。

特定の取引所の閉鎖などのリスクや取引所によって価格差が生じることを考えると、主要取引所は取引の予定がなくても登録をしておくと良いと思います。

モネロの取引量が多い仮想通貨取引所ランキング

参照元 https://www.coingecko.com/ja/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3/monero/%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80#panel

モネロは2018年2月現在、英国のHitbtc(ヒットビーティ―シー)がもっとも取引量が多く、次点で韓国のBithumb(ビットサム)、中国のPoloniex(ポロニエックス) 、香港のBitfinex(ビットフィネクス)と続きます。

通貨別ですとBTC建てが半分以上を占め、KRW、USD、USDTと続き、韓国とアメリカの資金の流入が多いことが分かります。

モネロを購入できる取引所について

続いてモネロを購入できる主要な取引所を紹介します。

Hitbtc(ヒットビーティ―シー)

HitBTC(ヒットビーディーシー)は世界第9位を誇る取引所となっております。

ICO直後の通貨も扱っており、法定通貨はドルとユーロが対応しています。

取引手数料は0.1%となってます。

世界9位の取引量とは言えその他のメジャー取引所に比べると流動性が劣る点、コールドウォレットを採用しているか不明な点、ICO直後の銘柄を購入できるため大きなリターンが得られる可能性がある一方上場廃止のリスクなど、ケアすべきリスクはあるようです。

Bithumb(ビットサム)

韓国政府の規制検討に対して規制が導入された場合には完全に順守する姿勢を公言しており、現状取引の規制はないですが、規制が導入されそうな場合にはチェックが必要です。

ビットコイン含め10種類以上の銘柄を取引することができます。

6か国語対応しており言語対応が幅広く、日本語対応もされています。

取引手数料は0.15%で定額クーポンを購入することにより0~0.075%と格段に安くなります。

2017年に7月にハッキング被害を受けておりそれが懸念材料にはなりますが、取引量は世界第5位を誇る大きな取引所となっております。

Poloniex(ポロニエックス)

国内の取引所に比較して取り扱い通貨は70種類以上と多めになっています。

また手数料も安めで基本0.15~0.25%ですが、取引量に応じてどんどん安くなっていく仕組みになっています。

本人確認では免許証・パスポートで行うことができます。

Bitfinex(ビットフィネクス)

香港の仮想通貨取引所です。取り扱い通貨数が40種類以上でマイナーなコインも扱っています。

過去に2回ハッキング被害がありましたが、現在ではセキュリティ対策がされセキュリティはかなり強固であると言われています。

Bitfinexの魅力としてはレバレッジ取引があります。

特に証拠金をBTCで立てることができるため、1回法定通貨(Fiat)に利確しなくても取引を続けることができます。レバレッジは最大3.3倍となっています。

また取引量に応じて手数料が決まるため、大口顧客が多い印象があります。

コインチェック(取引停止中)

ビットコインは取引所ですが、アルトコインは販売所のため売買価格に価格差が生じます。

現在取引停止、出金対応のみとなっていますが、扱っている通貨数は多いです。

コインチェック(Coincheck)取引所はこちらから

 

モネロだけでなく、コインチェックが取引停止中なので基本的に海外の取引所を使うことになります。取引高の順で行くとHitBTCになるのですが懸念材料がある点やその他の通貨を取引することを考えるとPoloniexかBitfinexを登録しておくのが無難であると言えます。

モネロのチャートと将来性

参照元 https://coinmarketcap.com/ja/currencies/monero/

モネロの価格が上昇した時期として2016年9月と2017年8月、11月があるかと思います。

2016年8月

ダークマーケットの1つであるOasisでモネロの決済をサポートすることが明らかになったからであると考えられています。

2017年8月

当時世界最大の取引量を誇る韓国の取引所Bithumb(ビットサム)の上場が発表されたことが原因と考えられています。

2017年11月

2018年初のコインチェック騒動で注目されるようになった技術でもありますが、マルチシグネチャ機能の実装がテスト段階に移行したことの期待感から上昇しました。

マルチシグネチャとは主に3つのプライベートキーのうち2つのキ―での署名が必要とする技術でこれによりプライベートキーが1つハッキングされても別のキーがなければ送金をすることができないため高いセキュリティのウォレットを構築することができます。

またマスターキーを1つもたせそれをネットワークに接続していない安全な場所に保管することでプライベートキーを紛失した時に復元することのできるようになります。

これが実装されることにより決済通貨としての安全性が高まるため、大きな影響力をもつダークネットでのモネロ主要通貨となることへ1歩近付いたことが背景にあります。

 

このようにかなりダークマーケットとの関係性が大きく、決済通貨として採用される方向に動けば価格が上がるようになっています。一方で違法な市場の存在により政府により通貨自体が規制される可能性もありそこが懸念材料となります。

政府の動きには注目する必要はありますがプライバシーの問題を解決する通貨として注目が集まっており今後も価格は上がる可能性はある状態となっております。