仮想通貨EOS(イオス)の特徴、購入方法、将来性などを解説

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公開直後からいきなり時価総額でトップ10に入ったことで話題を集めたのが、アルトコインのEOSです。2017年に公開されました。企業の業務サポートで使われることを目的とした、スマートコントラクトを利用して分散型アプリケーションを作ることに特化している仮想通貨となります。

EOS(イオス)の特徴

なんと利用価値がない通貨

このEOSはホワイトペーパー(株式でいうところの目論見書に相当するもので仮想通貨をICOする際にその目的をまとめた資料)に、「このトークンは利用価値がありません。」と明記されております。しかも48時間以内にトークンが移転不可になります。特に決済機能のようなものもついてません。

またEOSのICOでは、10億トークンのうち2億(20%)トークンが最初の5日間で配布され、以後2017年7月1日からEOSトークンの7億を24時間ごとに200万トークンずつ350日間配布されます。残りの1億トークンは運営が保有です。ICOの期間が非常に長いという特徴があり、現在でも配布は継続されています。

承認アルゴリズムがDPoS

EOSの承認アルゴリズムはDPoSと呼ばれるものでDelegated Proof of Stakeと書きます。これはLiskでも同じものが使われています。

このアルゴリズムはプライベートなコミュニティで出来ております。まずスマートコントラクトで参加者に対して投票を行い取引の承認者を誰にするのかを決めます。そして、選出された承認者がブロックを生成することができる、という仕組みになっています。

この仕組みの為、使用用途は企業に使われることが多くなるのでは、と期待されています例えばグループ会社での資金決済に係るようなものをわざわざPoWでブロックチェーンに記載していくと、マイニングのための電力がもったいないと感じられると思いますが、グループの誰かに承認させればコストが安く済みます。

Dapps

このEOSはイーサリアムベースで作られたトークンですが、DAppsと呼ばれるものがあります。Decentralized Applicationsの略になります。日本語では分散型アプリケーションと言いますが、これはブロックチェーンを使った非中央集権的なアプリケーション、を意味します。

アプリという言葉がイメージしやすいかと思いますがこのDAppsはゲームで使われる事が多く相性もいいと言われております。例えばcryptkittiesやEthemonです。(ポケモンのようにモンスターを育てるゲームですがモンスターを購入するのにイーサリアムを消費します。ただし購入したモンスターを育ててレアモンスターに育て上げれば高い金額で売却することが出来ます。)

DAppsの定義として以下のものが挙げられます。

・オープンソースのアプリケーションで、特定の管理者に制御されず自動化されていること

・トークンを持ち、参加者にはトークンで報酬が支払われること

・ユーザーの同意によってプロトコルが改善(例えばハードフォーク)されること

DAppsを構築する為にはブロックチェーンのサイドチェーンを作る必要があります。イーサリアムは過去に騒動の後にハードフォークによってブロックチェーンが分裂しましたがこのサイドチェーンはあるブロックチェーンの機能拡張を行う際にメインのブロックチェーンとは独立したブロックチェーン(サイドチェーン)を作ります。これは一つのDAppsを作る毎にサイドチェーンを作って行きます。開発者はDAppsごとに新たなブロックチェーンを構築したうえでスマートコントラクトを記録し、サイドチェーンとしてメインのブロックチェーンと接続します。

しかし、このDappsは課題もたくさんあります。その一つが手数料です。トランザクションが増えていくにつれて手数料も増加するため、普段の送金においても高額の手数料がかかることになります。多数のトランザクションに対応できるようネットワークを拡大することでスケーラビリティ問題を解決することが鍵となります。またスマートコントラクトの実行速度が遅い為、処理が十分とは言えない状態です。

トランザクションが早い

先程説明したように一般的にはDappsは処理速度などに問題を抱えていることが多いのですが、EOSはトランザクションの処理が速く、1秒間に何百万件ものトランザクションの処理が可能です。スケーラビリティを大幅に向上させることを可能にし、バグが見つかった時などの修正も容易にします。例えばビットコインのトランザクションは一秒に6~7件が限界なので相当速いと言えます。また、手数料は全くかからないので企業のような取引回数が多い場合には、イーサリアムよりもEOSのアプリケーションを使う可能性が高くなります。

 

概要

名称 EOS(イオス)
通貨コード(シンボル) EOS
発行開始 2017年6月
承認アルゴリズム DPoS(Delegated Proof of Stake)
マイニング報酬
発行上限
現在の流通量
ブロック生成時間 3秒
公式サイト https://eos.io/
取引履歴 https://etherscan.io/token/EOS
ソースコード https://www.github.com/eosio

EOS(イオス)を購入できる取引所

EOSが購入出来る取引所はBinance、Bitfinex、Bithumbなど海外の取引所ばかりになります。

参照元: https://www.coingecko.com/en/coins/eos/trading_exchanges#panel

Binance(バイナンス)

香港を拠点とする世界最大の仮想通貨取引所ですが、マルタにも大きな拠点を設けると発表がありました。100種類を超えるコイン・トークンを扱っています。24時間で2BTCまでの取引量であれば本人確認が不要なので手軽に始めることができます。

2BTCを超えるようであれば本人確認しましょう。本人確認書類としてはパスポートが一番無難かと思いますが、運転免許証での認証に成功している例もあるみたいです。

またBinanceは手数料が安いことも魅力の1つとなっています。

取引手数料は0.1%でBinance発行のバイナンスコイン(BNB)を購入して手数料を払うと0.05%となっています。

Bitfinex(ビットフィネクス)

香港の仮想通貨取引所です。取り扱い通貨数が40種類以上でマイナーなコインも扱っています。

過去に2回ハッキング被害がありましたが、現在ではセキュリティ対策がされセキュリティはかなり強固であると言われています。

Bitfinexの魅力としてはレバレッジ取引があります。

特に証拠金をBTCで立てることができるため、1回法定通貨(Fiat)に利確しなくても取引を続けることができます。レバレッジは最大3.3倍となっています。

また取引量に応じて手数料が決まるため、大口顧客が多い印象があります。

Bithumb(ビットサム)

韓国の仮想通貨取引所です。ビットコイン含め10種類以上の銘柄を取引することができます。

6か国語対応しており言語対応が幅広く、日本語対応もされています。

取引手数料は0.15%で定額クーポンを購入することにより0~0.075%と格段に安くなります。

2017年に7月にハッキング被害を受けておりそれが懸念材料にはなりますが、取引量は世界第5位を誇る大きな取引所となっております。

EOS(イオス)の将来性

参照元: https://coinmarketcap.com/currencies/eos/

EOSが上場したのは2017年7月9日に1EOS=2.24$で取引が開始されました。価格はその後年末に向かい高騰していき一時20$近くまで上昇しました。今は6$近辺を推移しています。

実はEOSは仮想通貨の値動きを予想するAIであるウェブボットに予想を立てられているトークンなのですが2017年11月にこんな予想があります。

その予想によると、2018年春からEOSは上昇すると言われております。その理由ですが、既存の産業でこのトークンが使われてると言っております。ちなみにウェブボットはビットコインキャッシュ急激に値上がりすると予想しており、これを当てております。

さらに、EOSはアメリカの「Weiss Ratings」という独立系格付け会社でBの格付けを取得しております。この格付けは74種類の仮想通貨をAからEまでのランクで格付けしているのですが、実はAの格付けを取得している通貨はなく、イーサリアムと同格でEOSが最高の格付けを取得しております。(ちなみに仮想通貨の元祖と言えるビットコインはC+という格付けになっております。「リスク」と「テクノロジー」という点で点数が悪かったようです。仮想通貨の世界も日々進化しておりますので新しい仮想通貨に比べて見ると劣後する部分も出てきているようです。)

また、日本の取引所で上場していないということは逆に言えば日本の投資家はまだ参加していないということもあるので、こういった状況を考えると購入してもいい通貨ではないかと思います。