仮想通貨取引所のGMOコインとは?運営会社・取り扱い通貨・手数料を徹底解説!

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2017年4月の資金決済法改正で、仮想通貨取引所(仮想通貨交換業者)に登録制が導入されました。仮想通貨事業が日本の法律上の裏付けを得たとも言え、それを機にいくつかのインターネットビジネスのメジャー企業が仮想通貨取引所に参入しました。

GMOコインもそんな取引所の一つです。インターネットインフラ事業や、ネット広告、ネット証券などネットビジネスを幅広く展開し、東証一部に上場するGMOインターネットグループが仮想通貨取引所に参入して2017年5月から営業を開始しました。「取引所」がなく「販売所」のみ、取引に関連する様々な手数料が無料など、ユニークな戦略を採用しています。ここではGMOコインの特徴や評判などをご紹介します。

GMOコイン

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仮想通貨取引所GMOコインの運営会社は? 

仮想通貨取引所GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営しています。GMOコイン社自体は2016年10月にGMOインターネットグループの仮想通貨取引所参入のために設立され、資本金は17.58億円(資本準備金含む)です。親会社はグループ内のGMOクリック証券や、FXプライムbyGMOの持株会社であり、JASDAQ上場のGMOフィナンシャルホールディングス株式会社で、GMOインターネットグループ全体の中核企業であるGMOインターネット株式会社から見れば孫会社にあたります。

運営会社概要

社名 GMOコイン株式会社
設立日 2016年10月
資本金 17.58億円(資本準備金含む)
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
代表取締役 高島 秀行
URL https://coin.z.com/jp/corp/about/company/

中間持株会社概要

社名 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
上場市場 JASDAQ(スタンダード)
設立日 2012年1月
資本金 5.95億円
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
代表取締役 鬼頭 弘泰
URL https://www.gmofh.com/

グループ中核会社概要

社名 GMOインターネット株式会社
上場市場 東証1部
設立日 1991年5月
資本金 50億円
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
代表取締役 熊谷 正寿
URL https://www.gmo.jp

GMOインターネットグループについて

GMOインターネットグループはインターネットインフラ事業を中核に、ネット広告・メディア事業、ネット金融事業などのインターネットビジネスを幅広く展開しています。グループ連結売上高は1,542億円(2017年度)に達します。金融分野においても、GMOクリック証券がFX取引で業界1位のシェアを持つなど着実に事業基盤を拡大しています。

仮想通貨交換業者として登録済み

GMOコインは2017年9月に登録第一陣11社の一社として、金融庁が仮想通貨交換業者登録一覧に掲載しました。セキュリティ、顧客資産管理体制、コンプライアンスなどについて金融庁のチェックを受けて登録を認められています。

GMOコインを利用するメリット/デメリットとは?

GMOコインはどのような取引所なのでしょうか。そのメリットとデメリットには主に以下のような点です。

▽メリット
・販売所形式で初心者でもわかりやすい
・各種手数料が無料
・FX取引は自動ロスカットで追加証拠金無し
・使いやすいFX取引専用アプリ

▽デメリット
・販売所のみで取引所は無し
・取扱通貨数は5種類のみ

GMOコインのメリット

販売所形式で初心者でもわかりやすい

GMOコインは販売所形態をとっています。これはGMOコインが取引の相手方になり、GMOコインの自己勘定取引として、投資家に提示した価格で必ず取引に応じるという形態です。一方で、「取引所」形態では、刻々と変化する投資家の売買ニーズ(価格・数量)を取引所がマッチングすることで取引が成立します。例えば100万円でビットコインを2枚買いたいと思っていても、取引所に対して他の投資家から100万円で売りたいという注文が2枚以上出ていなければ取引は成立しません。その結果、自分が希望する価格で取引できなかったり、希望数量の取引が成立しなかったりするリスクがあります。販売所形態ならば、提示された価格であれば欲しい数量の仮想通貨を確実に売買できますので、特に仮想通貨に不慣れな初心者には適した取引形態と言えます。

各種手数料が無料

各種手数料が無料であることもうれしいポイントです。GMOコインでは入出金手数料が、日本円も仮想通貨も無料です。(日本円入金時の銀行手数料、仮想通貨送金時のマイナーに払う手数料は顧客負担です。)取引所によっては大きな額の日本円出金だと700円以上の出金手数料がかかるケースもあるので、特に入出金を頻繁に行う必要のある投資家にとっては、無料というのはありがたいサービスと言えます。また取引手数料も現物取引手数料、FX取引の新規・決済注文、ロスカットの手数料は無料になっています。(FXで建玉を翌日に持ち越すとレバレッジ手数料がかかります。)

(各種手数料一覧)

入出金手数料 法定通貨 仮想通貨
入金・入庫 即時入金・振込入金とも無料(※1) 無料(※2)
出金・出庫 無料 無料
取引手数料 現物取引 FX取引
無料 ●           新規注文・決済注文:無料

●           žロスカット:無料

●           レバレッジ手数料:建玉ごとに0.05%/日(※3)

※1:銀行手数料は顧客負担
※2:マイナーに支払う手数料は顧客負担
※3:ニューヨーク市場の終了時間(夏時間シーズン以外は日本時間の午前7時)を超えて建玉を翌営業日に持ち越した場合のみ

FX取引は自動ロスカットで追加証拠金無し

GMOコインは仮想通貨FX(証拠金)取引にも力を入れています。FX取引の経験が少ない投資家が安心してFX取引を行えるよう、自動ロスカットの仕組を採用しています。相場の変動で証拠金の維持率が75%を下回った場合には、保有建玉が強制的に決済されるため、追加証拠金(いわゆる「追い証」)は発生しません。相場の変動で思わぬ損失の拡大を招くリスクが無いため(もちろん、損失が「出ない」訳ではなく「拡大しない」ですが)、FX取引に慣れていない投資家でも取組みやすくなっています。

ただし、システムがロスカットを実行するまでに相場が急変して損失が拡大した場合、追加証拠金が発生することがあるとFX取引の注釈に記載されています。そのため、追加証拠金が完全に発生しない訳ではないので注意が必要です。実はこの条項はGMOコインのサービスが開始されてしばらくしてから追加されました。サービス開始当初、GMOコインは「自動ロスカットで追加証拠金無し」という広告宣伝を行っていたため、一部の投資家からは「後出し」のルール変更だと不評を買ったのは事実です。

使いやすいFX取引専用アプリ

GMOコインがFX取引に力を入れていることは、仮想通貨FX専用のスマホアプリを用意していることにも表れています。多くの仮想通貨取引所がスマホアプリを提供していますが、FX取引専用のアプリというのは珍しいものです。

このアプリは多機能で使いやすいと多くの投資家から高い評価を受けています。まず閲覧できるチャートが9種類と豊富です。また、横スクロールで過去のチャートも簡単に確認できたり、タップ操作でテクニカル分析のラインを表示できるなど、使い勝手にも配慮されたチャート画面になっています。

(ビットレ君で利用できるチャート)

チャート テクニカル指標
●    単純移動平均線

●    指数平滑移動平均線

●    ボリンジャーバンド

●    一目均衡表

●    平均足

●    MACD

●    RSI

●    DMI/ADX

●    RCI

さらにスピード注文という機能も用意されています。この機能を使うと1タップするだけで、即時に注文が完了します。相場の動きを見ながらタイミングを逃さず注文を出したい時に便利な機能です。GMOクリック証券での為替FXの経験も活かされているのか、全体的にユーザーの使い勝手に配慮した使いやすいアプリです。

GMOコインのデメリット

販売所のみで取引所は無し

先ほどGMOコインは販売所形態でわかりやすいことをメリットとしてあげましたが、一方で販売所形態のみで取引所は無いことはデメリットでもあります。販売所はGMOコインが取引相手となって自己勘定で取引をするため、GMOコインは取引に関するリスクをとることになります。そのため、GMOコインが提示する現物の売買価格にはこのリスク相当分のコストが含まれ、取引所などで取引されている「市場実勢」よりも、GMOコインからの販売価格は高く、購入価格は安くなっているのです。より安く買いたい(もしくは高く売りたい)のであれば、取引所での取引の方が有利ですが、GMOコインには取引所機能はありません。

取引通貨数は5種類のみ

GMOコインでは現在、5種類の通貨の現物取引とビットコインのFX取引が可能です。サービス開始以来、取扱通貨を少しずつ拡大してきています。しかしそれでも、現物取引の取扱い数を比べると、ビットフライヤーの7種類、Zaifの通貨5種類・トークン9種類、ビットバンクの8種類など他の取引所と比較して少ない状況です。また、FX取引についてはアルトコインの追加を検討しているようですが、2018年3月現在はまだ実現していません。

(取り扱い通貨一覧)

ビットコイン(BTC) 仮想通貨の基軸通貨とも言える仮想通貨
イーサリアム(ETH) 分散型アプリケーションの基盤となる仮想通貨
ビットコインキャッシュ(BCH) ビットコインから分岐して新しい機能を加えて仮想通貨
ライトコイン(LTC) ビットコインから派生した決済用の仮想通貨
リップル(XRP) リップル社が展開する国際決済のための仮想通貨

GMOコインのセキュリティは?

GMOコインはセキュリティ対応にも力を入れています。顧客資産は会社資産と別口座で分別管理し、毎営業日、過不足の無いことの確認を行っています。コインチェックの流出事件で注目されたコールドウォレットでのオフライン保管も行っており、コールドウォレットからホットウォレットへの移動の際は複数部署の承認が必要という体制になっています。マルチシグについても社内のセキュリティ基準を満たす仮想通貨に適用しています。

また顧客アカウントの乗っ取りへの対応策として二段階認証も導入しています。日本円出金や仮想通貨の送付の際には二段階認証を必須としている他、ログイン実績の無い環境からのログイン時にも二段階認証を必須としています。

 取引所運営企業の企業体力

2017年の資金決済法の改正により日本では仮想通貨取引所に登録制が導入され、業者のセキュリティ体制などが金融当局によってチェックされる体制が確立されました。セキュリティを強化するためには一定の資金が必要となるため、運営企業に資金的な余力があることは必須の要件となります。GMOコインはグループ連結売上1,500億円以上というGMOインターネットグループの信用がバックにある他、GMOクリック証券での実績を通じ金融業におけるセキュリティ対策経験も豊富であることが魅力です。

豊富なキャンペーン

GMOコインはサービス開始以来、頻繁にキャンペーンを行ってきています。2018年3月現在は、「もれなく20,000Satoshiプレゼント」キャンペーン中です。口座開設を申し込み、GMOコインが口座開設書類を発送してから7日以内に口座開設を完了(=ログイン後に口座開設コードの入力および2段階認証設定を完了)すると、ビットコイン 20,000Satoshi(0.0002BTC)がもらえます。

 GMOインターネットのマイニング事業参入

GMOコインの親会社であるGMOインターネットは、2017年9月に仮想通貨のマイニング事業への参入を発表し、12月から事業を開始しています。北欧に設置したマイニングセンターで、既存のマイニング機器を用いて事業を開始していますが、今後は外部パートナーと共同でマイニングに使う半導体チップの開発も進めるなど、今後マイニング事業を拡大していく予定です。

将来的にマイニング事業が軌道に乗れば、グループ内でマイニングにより調達した仮想通貨を用いることで、GMOコインでの販売価格をより投資家に有利なものにできるなどのメリットが期待できます。

GMOコインの今後の動きに注目!

GMOコインは販売所のみ、仮想通貨FX取引に力を入れているなど、特色のある取引所と言えます。特にFX取引に関しては、GMOクリック証券の為替FXで投資家から高い評価を得ているノウハウが活用されていて、今後もこの分野での進化が期待できます。

また、マイニング事業への参入など、GMOインターネットグループ全体で仮想通貨ビジネスへ注力していることも注目すべきでしょう。そのグループの一員であるGMOコインは、GMOクリック証券も含めたグループ内に蓄積されたノウハウや資金力など、高いポテンシャルを持っていると言えます。今後、どのようなサービス拡大戦略をとっていくのか、ますます注目される取引所です。

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