仮想通貨のロックアップと今までのロックアップを徹底解剖!

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仮想通貨はその性質上値動きがとても激しく、ハイリスクハイリターンなものとなっています。ハイリスクハイリターンであるため、運営側もいかにして値動きを安定させてローリスクなものしようかということで奮闘しているでしょう。

今回はそんな値動きを安定させる動きとして、行われている「ロックアップ」について紹介します。

ロックアップとは

ロックアップとは、仮想通貨の運営側が所持している仮想通貨を一定期間売りに出すことを制限したり、もしくは送金できないように凍結する事です。

「ロックアップ」は株式で使われている用語であり、株式会社の創業者などの大株主が新規上場後の一定期間、株を売却できないように前もって契約を交わすことを言います。

「ロックアップ」は投資家目線で言うならば安心材料とも言えるでしょう。

投資家の中には少額の投資を行っている人もいれば、とても大幅な投資を行っている大口投資家もいます。どちらかといえば大口投資家によって、多くのプロジェクトが成り立っていることが多いです。少額の投資を行っている投資家達からすれば、大口の投資家たちがいれば同じ投資家としてこのプロジェクトは信頼できるという安心材料にもなります、

しかし、そんな大口な投資家たちが一気に売りに出してしまうと、値下がりもしますし安心材料がなくなってしまうということで投資家たちに不安が訪れることになります。これによって、その仮想通貨自体のバランスも崩れかねません。

そんな中でロックアップを行うと、大口投資家たちはこの仮想通貨を売却することができなくなってしまうため、少額の投資家たちからすれば安心できる環境になります。

また、一部の仮想通貨が一定期間市場から消えてしまうため、市場にある仮想通貨の発行枚数が減ってしまい、その分仮想通貨の価値が高まることになります。

あくまでこのロックアップは運営にとってはマイナスでしかありません。もし、そこまで価値がなかったり、詐欺コインであるならば運営側や大口投資家もすばやく手放すはずです。それをマイナスでも一時的に凍結しておくことで、自分たちの行っている事業に対する本気度や自信を投資家たちに見せつけることができます。

ロックアップは一定期間が経った時に解凍されて、再び市場に戻ってきます。しかし、そのタイミングで事業が継続されていなければ全てのが水の泡となってしまいます。そのため、ロックアップするということはある意味でこれからの事業に関して自信がなければできませんし、投資家たちに覚悟見せるという手法でもあります。

ロックアップの解除はどうなってるの?

仮想通貨のロックアップが解除された後の対応はそれぞれ異なってきます。ロックアップした仮想通貨の一部を少しずつ解除していくこともあれば、すべてを一斉に解除することもあります。市場に仮想通貨を戻したとしてもすぐ動かせることもあれば、一定期間も動かせないようにしておくこともあります。

これはその度に運営側からアナウンスがあるので自分が所持している仮想通貨がロックアップされることがあれば、公式ページなどで確認してみるのもよいでしょう。

ロックアップと似ている「バーン」とは?

仮想通貨のロックアップは先ほど述べたとおりですが、ロックアップと似ている現象としてバーンというものがあります。こちらも紹介しておきます。

ロックアップは一定期間、仮想通貨を凍結させておくということでした。これに対して、仮想通貨のバーンは仮想通貨を永久に凍結させるということです。これは総発行枚数自体が減ってしまうため、現在流通している仮想通貨自体の価値が大きく上がることになります。

所持している仮想通貨がバーンを発表した場合には価格上昇が期待できたり、永久的に価値は高まっていくので投資家としてはかなり高判断材料と言えるでしょう。

リップルのロックアップ

今までのロックアップの中でかなり有名になっていたのは仮想通貨リップルのロックアップです。リップルは仮想通貨の中でも有名な仮想通貨で時価総額では現在第3位となっています。それほど有名な仮想通貨リップルのロックアップなのでかなり話題になりました。

そもそもリップルにはマイニングや半減期という概念は存在しないため、全てのコインがいつでも市場に展開できる状況となっていました。リップル社が所持しているリップルコインは630億XRPというとても大きい数字でした。

もし、仮にこれを一気に市場に出してしまった場合、どうなるでしょうか。おそらくですが、市場は大混乱となり、それだけ供給量があるのであれば、一気にリップルの価格は大暴落することは間違いなしでしょう。

ユーザーがこの不安を持っていることは明らかとなり、リップルの取引量なども良くない動きを見せていたので、これを改善すべく今回のロックアップが行われることになりました。

このロックアップではリップル社が所持している630億XRPの中から550億XRPをロックアップする動きとなりました。もちろんロックアップなので永久的にではなく、2018年から毎月1日に10億XRPを解凍して解放していくということになります。

しかし、この10億XRPですが、1ヶ月で利用されなかった分のリップルは再度ロックアップされるというシステムが組み込まれているため、決して55ヶ月で全ては回答されるというわけではありません。

このロックアップが行われた際には、リップルの価格は約8倍まで膨れ上がり、やはりリップルの信頼が増したと言えるでしょう。他のロックアップに比べて値動きがとても大きかったロックアップであり、現在もその動きには注目が集まっています。

トロンのロックアップ

仮想通貨トロンもロックアップされました。トロンはそこまでメジャーではない仮想通貨でですが、日本への上場も予測されており、かなりこれからが期待できる仮想通貨となっています。

トロンはエンターテインメントに特化した仮想通貨であり、音楽や映画、ゲームなどを誰もが無料で楽しめるプラットフォームサービスを世の中に排出するということを目標にしているプロジェクトです。

そんなトロンですが、供給量は1000億枚の発行枚数を誇っており、これに対して約4割の枚数を保有している保有者がロックアップすることを発表しました。2020年までの期限付きでのロックアップということもあり、2020年には解凍され市場に戻ることになります。

また、トロンは2018年にバーンを控えており、ロックアップされて流通枚数が減るにも関わらず、バーンによって総発行枚数も減少することになっています。この二つが掛け合わされることによって、もともとの総発行枚数の半分程になる可能性もあり、かなり高騰が期待できる仮想通貨となっています。

トロンは国内の仮想通貨取引所では購入することはできないため、国外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。トロンを購入するのであれば「バイナンス」という仮想通貨取引所がおすすめです。

NanJCOINのロックアップ

NanJCOINとは日本国内で開発された仮想通貨であり、公開日が2018年の1月18日と比較的若い仮想通貨となっています。発行枚数が300億NANJとなっており、かなり多めの発行枚数です。

生まれたきっかけは有名な掲示板でもある2ちゃんねるの「なんでも実況J板」という掲示板からとなっており、これはスポーツ実況などを行う掲示板となっており、NanJCOINはスポーツ選手を支援する仮想通貨となっています。

最近までAirDropなども行われており、様々なトークンと提携を組んでいたり、国内で生まれた仮想通貨の中では比較的活発に動いている仮想通貨の一つとなっています。

主に野球球団を応援しており、選手への寄付やチケットやシートの確保なども可能となっています。NanJCOINを利用して、現地でのチケットの確保を可能にしたり、NanJCOIN所有者のコミュニティの中で一緒に観戦する人を募集したりすることもできます。仮想通貨という存在から遠い人でもこういった自分の私生活に近いことであれば比較的参加しやすいのではないでしょうか。

また、資金不足でうまく球団を回せていないというのも日本の球団ではあり得ることです。そんな資金不足の球団を救うひとつの手段としてもこのNanJCOINは役に立つと言われています。ある意味で、自分の趣味に資産を注ぐ新しい方法として取り上げられています。

そんなNanJCOINですが、開発費の15%である約45億枚をロックアップすることを発表しました。これを2019年の4月30日までロックアップすることで運営側は売り逃げなどはないから安心してくださいという意志を見せたいといった動きでしょう。

NanJCOINはこのタイミングでイーサリアムを必要とせずに決済やチップ機能が利用できるSDKというシステムの開発やNanJを法人化してNanJ株式会社というものを設立したりしました。法人化した狙いとしては国内への浸透が狙いだと言われており、野球というメジャーなスポーツを取り扱い、法人として動くことでより有名になろうという狙いのようです。

これらはかなり大きな動きとして捉えられており、期待している人も多いようです、もし、NanJCOINを所持している人が居るのであれば、長期的な目で見て自分の手元に置いておくことをオススメします。

まとめ

今回はロックアップという仮想通貨投資を行っていく上では必要不可欠な情報について紹介しました。ロックアップもバーンも仮想通貨のチャートを動かす上では重要な情報となっています。

もし、自分の元にロックアップやバーンの情報が入ってきたときはその仮想通貨を取り扱いに注意したほうが良いでしょう。もしかすると大きく価格が跳ね上がりあなたの資産を一気に増やすチャンスかもしれません。