仮想通貨のマイニングがシリア難民を救う?ユニセフが仮想通貨に取り組む

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国連児童基金(ユニセフ)は仮想通貨の取引の検証作業をするマイニングソフトを活用したシリア難民支援の募金を集める試験的なプロジェクトを始めました。

クレイモア(Claymore)を用いた、イーサリアムをマイニングする独自ソフトを提供。ポイントとしてはユニセフの公式サイトを通じてマイニング経験のない人でも簡単にイーサリアムをマイニングできるツールを提供している点です。公式サイトには専用のマイニングソフトが用意されていて、使用中のOSとグラフィックボードを選択するとインストールが可能です。

マイニングソフトのインストールの仕方

①『START MINING』を選択します。

②『NICK NAME』、『OPERATING SYSTEM』、『GRAPHICS CARD VENDOR』を入力します。

OPERATING SYSTEMでは自分のOSを選択します。

GRAPHICS CARD VENDORでは自分のグラフィックボードとなる方を選択することになります。

マイニングする仮想通貨はデフォルトでイーサリアムとなっていて、寄付用のウォレットとなるユニセフのウォレットが指定されています。

※グラフィックボードの確認の仕方

Windows10の場合
①左下のWindowsマーク(4つの四角のマーク)を右クリック。
②ファイル名を指定して実行。
③dxdiag(半角)を入力してエンターキーを押す。

で確認することができます。

③インストーラーをダウンロードします。

④先ほどのニックネームを入力してインストール完了後、プログラムを開きます。できたら『NEXT』をクリック

NEXTを押すとTHANK YOUの画面が出てきます。

1日あたり2~3ドルが寄付に回る

パワフルなマシーンを用いた場合に1日当たり2ドルから3ドルほどの資金をの仮想通貨ウォレットに寄付することが可能だとされています。

これまでの成果は

2月から指導したこのプロジェクトに世界から800人以上が参加し、すでに3400ユーロ(約45万円相当)を超える資金が稼ぎ出されているようです。

仮想通貨と難民支援について

支援物資管理の効率化

寄付という形だけでなく、イーサリアムの1つの特徴であるスマートコントラクトを用いた支援物資管理なども行われています。

スマホを持たない人が多い難民キャンプで物資が全員にいきわたるための手段として、虹彩認証(目の高解像度の画像を使った認証技術)を用いて物資を受け取ったかどうかの認証をします。

その認証結果をイーサリアム上にデータとして残します。これにより難民キャンプの店舗に行くだけで物資の配布を受けることができます。

この技術は管理コストを削減しつつも不正を防ぐ効率的な手段として注目が集まっています。

人身売買の規制を容易に

虹彩認証を用いることで児童の人身売買が横行している地域で、人身売買業者が児童を不正に国境を越えて出国させようとした場合の摘発が可能になります。

まとめ

難民支援で注目を集め始めている仮想通貨ですが、難民支援だけではなく途上国等のスマホや記録媒体がしっかりしていない地域での不正を予防したり、情報を管理する手段として仮想通貨やそのプラットフォーム技術を用いたサービスが活用され始めています。

今後、現在の先進国の人口の増加は頭打ちで2050年にはアフリカ、南アジア地域の人口がほとんどを占めそれに伴う所得増加が予想されています。

その地域に対してブロックチェーン技術が途上国の段階から導入されることで、仮想通貨の実用化による流動性の増加が見込まれます。

もちろん仮想通貨が最終的にこれらの地域の日常生活で使われるかはわかりませんが、ブロックチェーン技術と相性が良いことは間違い内容です。