「SPHTX」(SophiaTX)はブロックチェーンのエンタープライズ領域での活用を目指す仮想通貨

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SophiaTXは、「Blockchain for Business」(ビジネスのためのブロックチェーン)を標榜し、SAPが提供しているようなEPA、CRM、SCMなどのエンタープライズアプリケーションを革新しようとするプロジェクトです。その通貨として提供されるのがSPHTXです。

従業員8万人、時価総額10兆円を超えるSAPを代表格として、大企業から中小企業まで幅広い業種を支えるビジネスアプリケーションの分野はSalesfors、Oracle、アクセンチュアなど巨人が多数生息する市場です。そんな市場をブロックチェーンによって置き換えてしまおうという壮大なプロジェクトと言えます。

SophiaTXの特徴

SophiaTXはブロックチェーンを用いてエンタープライズアプリケーションに、スマートコントラクトによる迅速性、分散型台帳を用いた不変性や安定性、高速なトランザクションなどをもたらそうというものです。

あらゆる企業に適用するために開発プラットフォームに力を入れていて、ブロック生成ライブラリ(API、プロセスフロー、コネクター)、スマートコントラクト用テンプレート、QAプロセスの整備、独自のアプリやアセットのマーケットプレイスなどを構築していくとのこと。

チームも豪華で、代表のJaroslav Kacina氏はマッキンゼー出身、リードアーキテクトのMarian Rajnic氏はHPやGE出資、アドバイザー陣にもGE DigitalのCIOなどが加わっています。

実用化に向けての取り組みとして、トルコの物流会社であるKITA LogisticsがSphoaTXとパートナーシップを組み、実証実験をすすめるとしています。この取り組みでは医薬品の輸送から医療機関への搬入、患者へ投薬されるまでのサプライチェーンにブロックチェーンを導入するための設計を行っていくということです。

SophiaTX Brings Blockchain to Pharma w/ Verifiable Track & Trace Model

ロードマップではエンタープライズ水準を目指す

SphoaTXでは現在のブロックチェーン技術ではエンタープライズ用途のレベルには達していないとして、企業が要求するレベルの水準を実現することをロードマップで掲げています。

一例として、データのプライバシーと暗号化を強化することや、処理速度の向上があります。また、文章の保存やコンプライアンスの確保のための監査の容易性も挙げられています。


SPHTXトークンの概要と上場市場

名称 SphoaTX
単位 SPHTX
総供給量 350,000,000 SPHTX
市場供給量 202,500,000 SPHTX

現在の価格は1SPHTXあたり0.77ドル、時価総額は1565万ドルです(2018年2月4日現在)。

Qryptos、EtherDelta、Bit-Z、Cobinhood、IDEXなどの仮想通貨取引所に上場しています。Qryptosで全体の6割ほどの取引高があるようです。